4-1 わたしたちの長崎県 P.73-75
〇 人工衛星(じんこうえいせい)から見た長崎県

正子さんたちは,長崎県のようすを調べる学習を始めました。先生は,人工衛星(じんこうえいせい)から写した写真を見せてくださいました。
茶色は土地が低いところで,田畑や家や工場などのあるところ,緑色は植物が生えているところ,黒っぽいところは高い山になっているところだそうです。
正子さんたちは,長崎県にはたくさんの島があることや,海岸線の出入りがはげしく,複雑(ふくざつ)な形をしていることに気づきました。また,対馬や壱岐,五島列島などを合わせると,県の範囲(はんい)がたいへん広いなと思いました。
〇 人びとの住みつき方

長崎県の行政区域(令和5年8月現在)
先生は,「長崎県には,約128万人(令和5年1月現在)の人びとがくらしているのですよ。」と話してくださった後で,長崎県の人口分布図と郡市別人口の表を見せてくださいました。正子さんたちは,3年生で,長与町には,約3万9800人(令和5年1月現在)の人びとが住み,いろいろな仕事をしてくらしていることを勉強しました。正子さんたちはこのことをもとにして,長崎県全体について,気づいたことや調べたいことを話し合いました。そして,次のような学習問題をつくりました。
長崎県の土地のようすと産業や人びとのくらしとのつながりを調べてみましょう。
1 長崎県とわたしたちのまち
正子さんたちは,長崎県には,長与町のほかに,どんな市や町があるか調べてみました。長崎県の行政区域図をみると,13の市と8つの町があり,町は,4つの郡にまとめられていることがわかりました。
そこで,まず,県内のようすについて,次のような順序で学習することにしました。
① 長与町に色鉛筆で色をつける。
② 長与町は,県全体からみると,どのあたりにあるといえるか。
③ 長与町は,どんな市や町ととなりあっているか。
④ 県内の市は,長与町のどの方位にあって,どれくらいはなれているか。
正子さんたちは,先生にいただいた白地図の長与町にオレンジ色をぬりました。そして,3つの作業問題について,ノートにまとめました。
みなさんも,自分たちの町や市をもとにして,調べてみましょう。


郡市(ぐんし)別人口(令和5年長崎県統計課データより)