4-2-(2) 水をきれいにするしくみ P.98-102

浄水場では,水をどのようにしてきれいにしているのでしょう。

第1浄水場のしくみ

第2浄水場フローシート

※長与町は長崎市と共同で共同浄水場の建設を進めています。(長与町ホームページ)

———-水を手に入れるために———-

初めて水道から水が出た!

今から60年くらい前までは,長与町の人はまだ井戸水を使っていました。

長与町では,1960年(昭和35年)一部の地区に初めて水道がひかれました。

「わあ,出たぞ,水だ!ゆめのようだ。」

町の人たちは,よろこび,おどろきました。

今ものこる井戸

水道の広がり

どのような歩みで,今のような水道ができたのでしょう。

まだ,水道がひかれていない地区の人々の願いをかなえるために,町では,計画を立て,しだいに水道を使える地区を広げていきました。

このため,今までのような,井戸水を使った不便なくらしから,じゃ口をひねるといつでもきれいな水を,必要なだけ使える便利なくらしに変わっていきました。

しかし,1971年(昭和46年)ごろから,町では,じゅうたく地をつくる工事が進み,急に人口がふえだし,水不足の問題が起こるのではないかと予想されました。

そこで,長与ダムが,1985年(昭和60年)に完成しました。

雨をダムにためておいて,川の水だけでは足りないときに,ダムの水を川に流し,その水を浄水場で使ったり,田や畑に水を送ったりしています。

また,しょう来水不足で困ることがないように,新しく第2浄水場が,1989年(平成元年)にできました。

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