4-1-(2) 交通のようす P.78-79

①陸の交通

長崎県の鉄道

鉄道  

正子さんたちは、地図をもとに鉄道のようすを調べました。

県内13の市で,本土にある8つの市が鉄道でつながっていることがわかりました。

通勤や通学で鉄道を利用する人びとも多く,また,品物の輸送(ゆそう)にも大きな役わりを果たしています。

なお,人口の多い長崎市や佐世保市は,列車の発着駅となっています。

また,令和4年(2022年)9月には、長崎と武雄温泉をつなぐ西九州新幹線が開業しました。新幹線の開業によって、多くの人々が本県を訪れるようになり、観光をはじめさまざまな産業の発展が図られ、地域の活性化につながることが期待されています。

県内の鉄道のつながり方について,まとめてみましょう。

道路

次に,県内の国道や県道などのおもな道路について調べてみると,市や町が網(あみ)の目のように道路でつながっていることがわかります。国道は国が,県道は長崎県がつくり,交通を便利にし,安全を守るために,道はばを広げたり,直線にしたり,修理したりしています。

平成16年には,高速自動車道が,長崎インターチェンジまでつながり,ながさき出島道路ができたことにより,長崎市街地までの交通がいっそう便利になりました。

島が多い長崎県では,橋をかけることも大切です。

平成11年には,大島大橋が完成しました。西彼杵半島と造船所のある西海市大島町とをつなぐ橋で,造船や観光など,いろいろな産業の発展に役立っています。

平成17年には,長崎市の木鉢(きばち)町と戸町の間に女神大橋が完成し,今までの半分以下の時間で到着することができるようになりました。

また,交通の混雑(こんざつ)をやわらげることにも役立っています。

長崎県には,このような橋がいくつもつくられ,交通をたいへん便利にしています。

道路や橋の1年間の通行台数(令和4年度)

(長崎県道路公社調べ)

県内のおもな道路(長崎観光協会HP より)

大島大橋

女神大橋

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